2016年03月05日
スノーボードのエッジのチューンナップとは
今回はエッジのチューニングについてです
エッジチューニングには大きく分けて
ダリングとビベリングがあります
ダリングはエッジ部の有効エッジ以外のエッジを
丸めるチューニングです
簡単に言えばノーズとテールの不要なエッジを落とす
新品板購入時のプレチューンです
スノーボードのダリングのやり方
もうひとつのチューニングのビベリングは
板の使用用途や自分に合った滑りができる様に
エッジの角度自体を変更してしまうチューニングです
ビベリングの中でもエッジサイド部の角度の変更をする
サイドエッジのビべリング
ソール面のエッジ部、板下面の角度の変更をする
ベースエッジのビべリング
このイラストの状態は購入時のエッジの状況です
サイド・ベースエッジともに一切手を加えていないため
もちろんエッジの角度は90度となっています
ベースエッジの角度とサイドエッジの角度を
変えることにエッジの角度を変更します
このイラストはベース・サイドエッジともに同角度の
(ともに0.5度~3.0度)
ビベリングを行った状態です
ベースエッジのビべリングは
ベースエッジ角を付けることにより
板の動きを滑らかにし滑走路のエッジの引っ掛かりを
減らします グラトリやジブなどする時や
スノーボードを始めたばかりで逆エッジが怖い
時などは有効なエッジチューニングです
サイドエッジのビべリングは
サイドエッジ角をつけることにより
エッジをより鋭くすることにより
雪面にエッジを食い込ませることにより
板の動きをシャープにすることができます
カービング、テクニカルな滑りをしていきたい方に
おすすめです
2種類のビべリングを行うことで
板の特性、乗り味を変える事がビべリングという
チューニングです
また、かなり特異的なチューニングですが
板のセンター部に当たるエッジを完全に落とす事で
人工物への引っ掛かりをなくしたり
ありえない板の曲がりなどをつくりだし
ストリート、ジビング使用の板にしてしまうチューニングです
板の強度の大半を占めるエッジを落とすことで
凄いことになりますwww